寿司屋で飲む

いつもの寿司屋で、ちょいと一杯のつもりで(´ω`*) 。

鰹刺身
青柳刺身
初鰹と青柳、旬の魚貝を刺身で始める。お酒はいつもの立山で。質に入れる女房もいないが、女房がいないから気軽に賞味できるとも言える初鰹。茗荷を薬味というのは新鮮な味わい。これなら、にんにくだのマヨネーズ*1だの、強い薬味を使わずとも血の臭さを打ち消してなお鮮烈な肉の味わいを愉しめる。日本酒で鰹を刺身で食べるには、ベストな取り合わせかもだ。美味し。青柳は、いいの入れているねぇ。みる貝と言っても通るくらい、甘味が濃厚。紐の辺りも盛ってくれている処が心づくしである。ウマウマ。


守口大根味醂粕漬け
他のお客さんから貰ったらしい、守口大根味醂粕漬けというものを供される。守口大根というのは初めてだが、直径2cm弱、全長150cm以上という異常に細長い大根。こいつを、味醂を作ったときにできる粕に漬け込んだもので、奈良漬とはまた異なる、甘味濃厚な味。全体が美しい飴色に漬かっているが、大根のショリショリした歯ごたえは健在。酒も進むが、たきたてご飯をやたら欲しくなる。と、そのまんま感想を述べたら、大将に大笑いされた。たしかに、寿司屋で語る言い草ではないかもだ(^ω^;。しかし、軽く子供の身長分をまっすぐ地下に伸びているわけで、掘り出すのは大変な手間がかかるであろう。何気に手のかかった高級品なのであった。


カンパチ粗塩焼き
トロ鉄火巻
んで、このあたりで既に三合を空けていて、記憶が(w。何かを頼んで、その間にカンパチの粗の塩焼きを頂く。粗ってのは要するに、腹側の一番脂の乗ったトコロなわけで、これにサっっと塩して塩梅良く焼き上げたものだ。美味い美味い。
最後に、トロ鉄火を巻いてもらって〆。都合、五合は飲んだかな(^ω^; GW中に財布痛し。



*1:まるC『美味しんぼ