ステーキ

Satoh@吉祥寺

佐藤ステーキ
姫の公演を観に行くために吉祥寺に足を伸ばす。こういう用事でもない限り足を向けない街なので、事前にネットで情報収集して見つけたステーキ屋。階段落ちでもできそうな急勾配の階段を上った二階にある狭い店内は、12時になったばかいというのに、既に満席。中年女性が客層の大半であった。俺の前で三人待ち。あれよあれよれよという間に、10人くらいの行列ができる。
佐藤ステーキというのを頼む。1260円也。厨房の鉄板で焼き上げた肉を一口大にカットして供する。ミディアムレアに焼き上げた肉には野菜ベースとフルーツベースの二種類のソースがつき、箸でつまんでソースをつけて食べる。
柔らかい肉はサシが少なく、脂肪ではなく肉の旨みが堪能できる。ウマー。
二種類のソースを同時に味わえるというのはポイント高し。個人的には甘口のフルーツベースの方が好みだが、肉が結構な量があるので、やや酸味の強い野菜ベースのソースと交互にすると、飽きがこないで最後までおいしく食べられる。
ご飯おかわりもフリーで、サラダと味噌汁が付く。これで1260円なら格安と言えよう。そりゃ行列もできるわ。

下の階は肉屋になっていて、肉、惣菜、コロッケなど売っている。メンチカツが人気らしく、通りを挟んで20人くらいの行列。なので今回はコロッケだけ買う。一個105円。これがまた、厚みだけなら普通のコロッケの倍はあるこれでもか系の代物。おそらくメークインを使っており、潰し残しの芋の破片がチラホラと。そして、申し訳程度に挽肉の入っている。もう、俺の大好きな正統派ストロングスタイルの肉屋コロッケである。挽肉を上手く炒めてあって、旨み損なわず弾力満点。これが味わいと食感のアクセントになっていて、これでもかの分量を飽きさせずに食べさせるのだ。あー美味い。

だが、ステーキにご飯お代わりしてコロッケまで食ったら、ちょっと胃が痛くなってしまった。アホである。