信州の秋空に「松本丼」を追え! 脈動

デジカメ携帯電話の充電をするためにコンビニに行く*1が、充電器設置しておらず。残量僅かのバッテリーを気にしながら、auページから松本市街のauショップを探り出した。道すがら、町並みを注意深く「松本丼」の三文字を探して歩いて回る。無い。市街地の規模にしてはとんかつ屋率が高いのだが、ソースカツ丼はあっても松本丼は無い。ちなみに味噌カツも無い*2ソースカツ丼を松本丼として売り出そうという目論見ではないようだ。
ショップに到着し、充電時間を30分として更に探索。けいちゃんは「新名物として売り出し」と書いていた事を思い出した。名物ならば観光案内所!初心に帰って駅前の観光案内所に行ってみた。案内所のお姉さんは快活に「あぁ、アレね!」と打てば響く回答をしてくれた。だが、「どこで食べられますか?」というこちらの問いには、「う〜ん。。。」と煮え切らない。どっちやねん。20分くらい歩くと「もうり」という食堂があって、そこだと確実にやっているんですが。。。。」おぉ!でも、「確実に」の後煮え切らないのはなんでやねん!
お姉さんはおもむろに観光地図を取り出して、力強く「もうり」の位置をマーキングしてくれた。「ここ、蟻ヶ崎高校っていう高等学校のまん前なんですけどね。。。。。」なるほど!あいや、全て飲み込めた。学生向けの店だから連休中は休みの可能性がある、そういうことだね!「これから行かれるなら、その可能性はありますね。でも、歩いて20分だし*3すると「松本丼」とは、食欲真っ盛りの学生の為に考案されたローカルメニューが全国区の野望を抱いたものなんだね。では、具体的にどんななの?「いろいろ。。。乗ってるらしいですよ。。。。」また、煮え切らない。横で聞いていたもう一人のお姉さんがウナギとかね」。ウ、ウナギ。精が付きそうだね。とかって事は他にもなんか乗るのか?トルコライス調*4の物なのか!?
それ以上の情報は、流石の観光案内所でも得ることはできなかった。だが、これは大きな一歩だ。「松本丼」は存在する。しかも、食べるあてはあると。これだけでも大収穫ではないか!
あぁ、心晴れ晴れとしたところで、タイムアップ。バスの時間が迫ってきたので、美ヶ原高原に向かうことにしよう。


*1:家庭用電源からの充電器を持っては来ていたのだが、前の機種のもので汎用性が無かったのだ(--凸。電池式の充電器は家にあるので買いたくなかった(爆)。貧乏性と迂闊の故である。

*2:味噌は信州の名物だし、味噌漬けの豚肉をカツに仕立てたら美味いと思うのだがなぁ。松本の方、いかがでしょう?絶対、名古屋の味噌カツを駆逐できると思うのですが。

*3:まぁ確かに毎日最寄り駅までそのくらい歩いてるさ。でも、田舎の人が事も無げに、20分歩くと口にするのは、正直びっくり。市内の交通網が発達していないので、メインの足は自家用車となる故、地方の人の方が目的地までの徒歩での所要時間は敏感なのだ。俺の経験則では、仙台市民の我慢の限界が徒歩十分だった。

*4:この時点で、学生向けのメニューとしてはえらくコスト高である事に気が付くべきだったのだが。。。。