旅館の朝飯が美味いぞ!あんた信じるか?

自分でも、ちょっと信じられない@大西荘。一泊二万円とか、そういうクラスの旅館のレベル。でも、食材が高いわけでは無く、サービスと料理人の腕がレベルが高いので、価格はお安目。。。ちゅうか、夕食と合わせても「いいのか?」という感じがする。いいとこ見つけたなぁ。
朝食の献立は、以下の通り。

  • 塩鮭の切り身
  • 温泉卵
  • シーザーサラダ
  • 野菜の味噌漬け味噌
  • 山芋の千切り
  • 漬物
  • ご飯
  • 味噌汁

味噌汁の実は、冬瓜!大好きなんだよなぁ、冬瓜。家では、いやがらせか?というぐらい使われない食材なのだが。なんでこんな事で喜ばなきゃいけないのかと、ちょっと悲しくなる。美味いだけに、よけい悲しい。
ご飯は例によって御櫃に移してあるのだが、温かいのだねぇ。ギリギリに移してくれているのであろう。細かい心配りが嬉しい。ツヤツヤのご飯*1と、味噌汁と漬物だけでも行けそうな気配が濃厚なのだが、そうは問屋が卸さない(w。

塩鮭の塩加減がすこぶる塩梅よろしい。旅館の朝食の鮭といえば、塩田で化石になったような代物が記号と化しているが、こちらの鮭は塩加減において実に美味しいのだ。
冷めたご飯に生卵とか、変な玉子焼きだったり、冷め切った目玉焼きもどきが出てきたりと、旅館の朝ご飯の卵ってのは食えたものではないものが多いのだが、温泉卵というのは嬉しい。作るほうの手間はえらく掛かるわけだが、こいつをご飯に乗っけて醤油を回しかけると、ウマー。醤油も味わいが濃厚なので、こんなシンプルな食い物が至上の味に思えてくる。こういうのは旅先では初めての経験だ。
そして。。。。朝から曲者の味噌!牛蒡と人参の味噌漬けを刻んで、つけた味噌ごと供しているのだがこれがねぇ。。。。。。これだけでご飯三杯は行けるね。激ウマ。まぁ実際、御櫃を空にしてしまったわけだが。家で食う普段の朝食では一杯でお腹一杯ちゅうか、食欲が失せてしまう。先の冬瓜の件とか、温泉卵の気配りとか考えると(ry。


*1:これも、家では望むべくも無い炊き上がり。実家に戻って三年たつが、食事の環境はきわめて劣悪であることを、改めて思い知ったよ。早く一人暮らしに戻りたい!