紀香、キャメロン・ディアスとカンヌ共演

シュレック2」(7月24日公開)の記者会見に出席した。同作は第57回カンヌ国際映画祭(5月12〜23日)の最高賞「パルムドール」を競うコンペティション部門の出品が決定。01年公開の前作「シュレック」に続き、続編の「−2」でもヒロイン、フィオナ姫の日本語版声優役を務める紀香も、15日(現地時間)の公式上映に出席することが正式に発表された。

キャメロン・ディアス=藤原紀香はどぉでもいいのだが、映画ファンには重要なニュース。現在日本で製作されている吹き替え版には、以下の4つのバリエーションがある。

  1. 公開時
  2. 地上波放映時
  3. セル・レンタルのDVD・ビデオ
  4. 国際線機内サービス放映時

ちょっと時間が有るときに調べてみるが、3と4はおそらく同じもの。2だけが特に異なっている傾向がある。プロモーションや契約の問題など諸要因は考えられるが、もし、これら4つを1本に絞れたらどうだろう?日本語吹き替えのコストがざっくり1/3から1/4に圧縮できるのである。浮いたコストはソフト化されたときの価格に反映されたり、今まで字幕版しかリリースされなかった作品を二カ国仕様に変更できるのではないか?
また、1タイトル当りの上映数が増えるので、声優さんたちのギャラの実質的なアップにも繋がるのではないかと思われる。
資料もなくシミュレートできないので妄言の類なのだが、吹き替え洋画ファンとしては、ちょっと注目したい。