お茶目な宇宙最悪の生命体

いろいろネット見てみると、BBCにFOXが出資したあたりで、『Dr.Who』って一片終了しているのね。んで、2005年から新シリーズが始まったという事らしい。どうりで最近の映像しか無いわけだ。
そうした経緯を考慮すると、いかにダレックが人気のあるキャラクターなのかが、逆に伺える感じである。というわけで、お茶の間に帰ってきた名物宇宙人*1おちゃらけ映像を二連発で。

お茶の間ダレック

Dalek

造型が良くできているので、撮影に使用した着ぐるみと思われる。また声もエフェクトがかかっているから、番組として制作されたのだろう。英語の理解力が小学生並なので推測でしか言えんが、お笑いバラエティの1コーナーかと思われ。
新シリーズ開始に当たってBBCは、相当力を入れてプロモーションしていたようなので、タイアップ番組も多かったものと推測される。



侵略一家

Pakistani Daleks

どこがどうパキスタン人なのか良く解らないが、まさか頭に載っているタオルを回教徒のターバンだって言い張るのか?
セリフの理解力が乏しいのでアレだが、王道のお茶の間コントの仕立てのよう。おばあちゃんを撃ち殺したり、子供もダレックといったバカバカしくてブラックな味わいは、さすがにイギリス。




*1:ロボットのように見えるが、実はプロテクターという設定。一部、コマンダーなどは中身を晒して登場している。ノベライズ版『時空大決闘("Dr.Who&The Daleks")』では、核戦争の果てに奇形化した粘液まみれ小人が乗っていることになっている。一人乗り軽戦車のような印象である。