Dr.WHO画像三連発

BBC製作のSFTVシリーズ。水戸黄門とキャプテン・ウルトラを足して二で割った感じといえば、九割方理解できると思う。役者は変われどキャラクターは普遍で、『スタートレック』や『ウルトラマン』のように、同シリーズの別番組というわけではない。1963年から今日までずっと単一の番組として続いているのだから、本邦の『サザエさん*1を軽く凌駕しているわけだ。
70年代と80年代のシリーズは、海外旅行の土産ビデオやNHK衛星*2の放映で見たことがある。先述のように、凄い傑作なわけではないが、妙な味があって、好きなのだった。んで、せっかくYouTubeなどあることだし、"Dr.Who"で検索をかけてみた。思いの外ヒットは少なかった*3が、逆に、ファンVIDEOとしては中々粒ぞろいであったように思う。

Doctorin' the Tardis

日本で言うならバルタン星人並に人気の高いモンスター、ダレック*4。コイツを自作し、テーマ曲アレンジを被せたPV。でも。。。あのパトカーは本物っぽいよなぁ。ヲタ警官が作ったのか?(´ω`*)


Dr.Who-Rose MV

現行ドクターとアシスタントのローズの邂逅編を編集。テクノ調になったテーマ曲をBGMに、ネステネの怪物オートン*5の脅威を上手くつないでいる。ちょいブスフェロモン系で、中々良いかもだ。>ローズ


The 9th Doctor and Rose

現行ドクターとローズをテーマにした、名場面集。画質も高いし、編集も上手い。デジタル技術の進歩*6で、絵面的に凄く観られる番組になったようで、ちょっとビックリ。



*1:アニメは1969年に開始。

*2:トム・ベイカーの四代目シリーズを選り抜きで放映。製作は80年代後半なのに、少年ドラマシリーズ並みの特撮に、『マグマ大使』ばりの冗長な展開だったりして。なんか、イギリス人気質の片鱗を見たような気がしたのであった。

*3:シンプソンズ』で再三ネタにされていたので、アメリカでもメジャーな番組なのかと思っていたのだ。

*4:劇場版ビデオリリース、和訳ノベライズ、NHK衛星第一放映、と日本で紹介される数少ない機会に必ず登場作がエントリーされているのは、多作の故

*5:早川文庫で『オートン軍団の襲来』としてノベライズ翻訳出版されている。何度か地球を襲っているネステネ軍であるが、このノベライズに収録されている加藤直之氏のイラストが、最もカッコイイ

*6:元々ビデオ撮りの番組。SFなのにクロマキー合成一筋で20世紀の後半1/3を乗り切ったというのも凄い話だが。