チャーハン餃子

喜楽亭@百軒店

餃子
炒飯
昼食には、歌舞伎町から渋谷に出て久しぶりに喜楽亭に足を向ける。そういえばここの餃子って食ったこと無かったんだなぁと漫然と思っているうちに、本当は炒麺頼むところを、うっかり炒飯頼んでしまった。同僚のIくんがここ数日、炒飯チャーハン煩さかったからだ。
「僕は、美味いチャーハンを食いたいんですよ」というIくんの声が幻聴で聞こえる。。。。うっかり不本意なオーダーをしてしまったがざまぁみろ感濃厚。ここのチャーハンは美味いのだ。
待つことしばし。餃子から上がってくる。結構大降りの餃子である。ニンニクの香りがガツンと来る。熱い肉汁は食い破った滑らかな皮から滴り落ちて、唇を焼かんばかり。野菜は食感を崩さぬ粗微塵で、ゴツゴツとワイルドに口に当たる。美味い。うーむ、当然といえば当然だが、戦後から連綿と続く老舗の大衆中華の味わい、恐るべし。
チャーハンの美味さは言わでもがな。ラーメンにおいてもかなりレベルの高いチャーシューをふんだんに使った、正統派にして贅沢な一品である。