ホットドッグ

THE MAYPLE LEEF@渋谷。

謎の珍獣
前から気になっていた店だったが、『どっちの料理ショー*1で紹介されたらしい。
店内は、カナダ大使館並に自国のアイデンティティを強調していて、ちょっと微笑ましい。カナダって、アメリカの州の一部みたいな印象があるもんなぁ(w。壁には、剥製の動物の頭部が掛かっているが、なんの生き物だ?どうみてもげっ歯類系の顔立ちに、鹿の角状のものが付いている。日本の人魚のミイラみたいなものか?昨日、『唐沢なをきの幻獣辞典』の原画展行って来たばっかりで、妙なシンクロにシティ。

いくらランチタイムを外れたからといって、店内に客は俺のほか外人一人というのは、休日の渋谷ではちょっと寂しいだろう。店員が、ブルネットの、おそらくカナダ人のお姉さん*2一人というのが、見えざる障壁になっているのかもだ。いや、気さくで丁寧な応対なんだけどね。
ホットドッグ
待つこと15分くらいか?売り文句通り、炭火でじっくり焼き上げた極太のソーセージが挟まれたホットドッグ到着。これは、デカい。パンもそこいらで売っているものでは挟み切れないから、独自に製造発注しているのかもね。一口齧り取ると。。。ウマー!ブキリと切れるソーセージの弾力の有る歯応えと、いい塩梅に加えられたスパイスで引き立てられた旨みタップリの肉の味、香ばしいパンの香りが渾然一体と。パンも歯ごたえがあって、そこいらのホットドッグ用パンとは大違い。ケチャップは控えめ。ソーセージの下には、キュウリのピクルスをみじん切りにしたものが敷き詰めてある。このピクルスがまた美味いんだ。香りも酸味も甘みも穏やかで、あんまりピクルスっぽくない。いやもう、バクバク食ってしまったよ。一緒にトマトジュースを頼んでいたのだが、これまた海外で飲むようなやつで、美味し。異国情緒に浸れる、有る意味エアポケットな店であった。。。。。が、もうちょっと盛り上がってくれないと、無くなっちゃうかも。。。。


*1:食材生産者と料理人の心にドブ泥引っ掛けるような内容。数多あるグルメ番組の中で、最も傲慢にして俗悪。

*2:カワイイ。