銀寄栗のシャンテリー

新宿高野
モンブランかベリーのタルトか三択で考えること暫し、グラッセされた栗の表面に散らされた銀粉の美しさに惹かれて、これにした。無論、愛機5406CAのケータイデジカメ320万画素と今日買ったばかりのコンパクトデジカメDIGITAL800の800万画素の表現力を比較してみたかった事は言うまでもない。

さて、銀寄栗とは栗の品種。このケーキでは高知四万十川中流域で取れる、最高級品を使用しているらしい。確かに、普通の栗とは一味違う。美味い。でも、栗ではなくパティシエの手柄なのかもしれないが、その辺は茹で栗をベンチマークしてみないことにはわかりませんな。
モンブラン状に裏ごした栗を、もこもことガウディの建築物のように盛り上げている様は、なんともユーモラスかつ美しい。当然、3回もフォークを入れれば倒壊してしまう宿命にある構造のデコレーションである。。。。。そうか、最近スイーツにハマっているのは、味は勿論、この食べるプロセスで感じる破滅の美学に惹かれているのだな、俺よ。