のんべんだらりと

身動きままならないままに、道祖神の速報を上げるべく携帯電話でふじーさんとこの掲示板にアクセス。携帯電話って便利だなぁ。んで、ふっと思ったのは、携帯電話が難なく使えるってことは、アンテナがあるわけで、それなりの需要≒人口が存在するということだ。
確かに、夕方近場を歩き回って思ったのは、いわゆる温泉街的な雰囲気、つまり観光俗化はされていないものの、都市化の波は押し寄せているのだなぁということ。周りを山に囲まれているどころか、もう、山が迫って押しつぶされそうな程の町なのに、まぁ民家が多いこと。ワンルームマンションもあれば、アサヒソーラもCSアンテナも眼に入ってくる。車だって、最低でも五分に一台は道を過ぎ行きていく。21時を回ってもなお、宿の外を車やバイクの排気音が聞こえてくる。だが一方で、虫の音は止む事も無く、コオロギやマツムシなどの、自宅では聴くことのできないハーモニーが耳にやさしい。
町並みを思い出してみると九割以上の民家が、瓦葺であった。新築あるいはリフォーム直後の家でも、瓦屋根。古いところでは文字通り苔むしていたりもしていた。宿の風情もそうだが、実は昭和で時間が止まっているのではないか?という妄想が頭を占める。でも、携帯電話は使えたりして。。。。なんだか「へびつかい座ホットライン」みたいだなぁと、ふっと思う。。。。虎の縞は温泉で洗っても落ちぬか(苦笑。
倉知淳『猫丸先輩の空論』を読了。シリーズとしてさらに洗練されていた。今回は、リドルっぽいか?倉知版「海がめのスープ」がキレイにまとまっていた。