鰻を考える(途中)

。。。。。なのだが、肝心の鰻がねぇ。。。。。臭いの。クスリ臭いというか、不自然な臭みが鼻を突く。以前食べた天屋の鰻の天ぷらと同じ匂いなのだね。
確か日本の鰻は、90%を中国から輸入*1していたはずだ。中国という国は極端から極端に走る国民性を持っており、ここ数年の急激な産業化と伴う環境破壊が、生鮮食品に影響しないわけはなかろうと、アタリを付けてみる。

「うなぎネット」というサイトを発見。そこのデータによると、国内の鰻池上量*2と鰻輸入量は輸入量が上回るものの、国産鰻が壊滅的であるというのは、全くの誤り。また、国別では、中国からの輸入量は台湾からとほぼ同数。まぁ急激に伸びており、本年度推定量では台湾を上回ってはいるが、総池上量の28%くらいというところか。TVの言うことは鵜呑みにしちゃいかんなぁ。
ちなみに、中国産鰻事情については、ここここが詳しい。

んで、中国の産業化の弊害については、ここ

まともな鰻が食えなくなるという危惧は回避できたものの、中国産の食品は絶対口にしたくないねぇ、こりゃ。台湾も、そんなに環境問題についてはまだまだ後進国のようであるし。

安い鰻は口にしないというのが吉なのかもね。

*1:安い輸入鰻のおかげで、国内の鰻養殖産業は壊滅状態。浜名湖近辺はエライ事になってると、3年くらい前にTVの報道バラエティで観た。

*2:鰻の場合の漁獲量を示す言葉らしい。稚魚を放して養殖とかややこしい手順を踏むからなのだろうが、一つ賢くなった。