餃子バトル 2nd Round 万里

有麟堂本店裏手に、昭和の香りプンプンの「町の中華料理店」として店を構える。実際お味は、「美味い町の中華料理」。餃子は、本格的な鍋張餃子で、皮は厚めだが肉汁を外に逃がさないストロングタイプ。有名な蒲田の某とかチャンチャラおかしくて食えなくなるような、激ウマ餃子なのだ。
餃子の味わいは、変わることが無かった。だが、炒飯がいただけない。
ここの炒飯は、中華街仕様の真っ赤なチャーシューを使って、本当にパラッパラに炒めあげた、正直食っててノドに詰まるくらいの、スタンダードにして明確な個性を持った美味い炒飯だったのだ。だが。。。。コスト削減の為か、チャーシュー少な目になって、普通の豚肉が点在する。しかも、なんかベチョっと柔らかいメシ。ごく普通の、町の中華料理店のチャーハンになってしまっているのだ。不味くは無い。不味くは無いのだが、昔日の味を知っている俺にとっては、かなりメンタルダメージが大きかった。なんか、炒飯に呪われてるな、俺。
また、客あしらいが悪くなった。細かい事は、思い出すと腹が立つので言わないが、働かないオバハン3人は無駄の極み!こいつらの給料払う為に、炒飯グレードダウンしてるのか?と思うとorz。

というわけで、餃子バトルは「引き分け」という出来レースのつもりだったのだが、諸々鑑みると、三陽の圧勝という結果になってしまった。あぁ、古くて良い物がドンドン失われていくなぁ。