湯浅憲明監督死去

本当だった....謹んでご冥福をお祈りします。・゜・(ノД`;)・゜・
ガメラ対大魔獣ジャイガー』内の1シーン。ジャイガーの寄生生殖について説明するくだりで、奇怪に膨れ上がった象の鼻を切開すると寄生虫がウヨウヨという、どう見ても記録映像にしか見えない画面で多くの子供たちにトラウマを植え付けたシーンは、実は特撮だったという事が、『ガメラを創った男』で明かされている。この「衝撃の事実」を知り、最大級の賛辞として「インチキおじさん」と、オレは勝手に呼んでた。古き良き映画人が、また一人逝ってしまった。

 湯浅憲明氏(ゆあさ・のりあき=映画監督)6月14日、脳梗塞(こうそく)のため死去、70歳。葬儀は近親者のみで済ませた。喪主は長男、裕明(ひろあき)氏。

 大映に入社し、昭和39年に「幸せなら手をたたこう」で監督デビュー。「大怪獣ガメラ」(40年)など「ガメラ」シリーズを担当、大映特撮映画の中心として活躍した。テレビでも「コメットさん」(53年)などの人気ドラマを手がけた

湯浅監督の手がけた作品を楽しんだ覚えのある人は、是非、一読願いたい。エンタメ一筋の大らかで愛すべき「インチキおじさん」の業績を偲んで欲しいと思う。



ガメラを創った男―評伝映画監督・湯浅憲明
唐沢 俊一 , 湯浅 憲明




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