酉の市で熊手を買う

二の酉宵宮@花園神社

二の酉宵宮@花園神社
目下のプロジェクトの不運続きかつ、会社全般来期の見通しが混沌としているので、縁起物をと思いたつ。
お酉様詣なんて20年ぶりくらいだ。花園神社のは無論初めて。本当は夜とか明日の方が盛り上がるのは判っているのだが、スケジュール他の関係で、しょうがなし。靖国通りミスドの辺りからずらっと屋台が並んでいる。ジャガバターを食べたかったのだが、前述のケーキが効いていて、ビタ一空腹感無し。
参道にも、両側にみっしり屋台。だがまだ余裕で写真撮れるほど、人通りは少なし。手水場の脇には屋台村の様相で、おでんだのモツ煮だの出す店が、ひとつテントで営業中であった。
プロジェクト成功祈願。お参りをして、参道の裏手に回ると、みっしりと熊手の店がひしめく。ぶっとい注連縄のついた立派な熊手に激しくこころ惹かれるが。。。。あのサイズではン百万だろうなぁ。
ちょいと頃合のよさそうなのでも、6千円位から。値切るのが定法だが、それでもコッチの予算は軽くオーバーになる。本来こういうことは、総務が気を回して、雑費計上して買うものなのだがと憤りの気持ちがムクムクと。ポケットマネーでもあることだし気は心と割り切るか。。。

っと思ったところで、素敵なのを見つける。真ん中に招き猫をあしらったもので、台座付の据え置き型。同サイズ普通の熊手タイプより、見た目のボリューム感がある。猫があげているのが左手であるのも、ポイント高し。猫が今風というのは、まぁ目を瞑ろう。
熊手とおかん
三世代で店出してるようで、あれこれ薦める若い息子、鋭い金額提示をしてくるおかん、商談とはまったく無関係な世間話を振ってくるじいちゃんと、妙にノホホン感濃厚であるところが、こういうことに不慣れな素人にはありがたい。俺のお目当ては、おかん曰く、「八千円を五千円に勉強している」モノであるとか。こっちの予算は三千円orz。流石にこの金額で押し切るのは無理がある出来栄えなので、中を取って四千円で攻める。千円台の攻防。。。といってもわずか五分で決着がつく。「デジカメでさ、おかあさんの写真とってあげるから」の一言で折れれてくれたりして。なんか、ペテン師になった気分(w。
社名入りの札つけて、稲穂のデコレートしてくれたのが、画像のもの。これでは判りにくいが真ん中の招き猫は三毛で、クリーム色のブチがカワイイ。

家かえって写真整理していたら、北島三郎様お買い上げの熊手が、偶然撮影されていた。もっと早く気がついていたら、ネタとして一つ買っていったのにと、ちょっと悔しい。