『唐沢なをきの幻獣辞典』原画展

まんがの森本店@早稲田。

原画
でまぁ、喉元までラーメンが詰まった状態で、行ったわけだ。かなりデフォルメを利かせたキャラを、軽いタッチシンプルな線で書いている漫画家さんなわけだが、実際生原稿を見ると、かなり細かく丁寧に書き込んでいるんだなぁと思った。失礼ながら、正直意外。俺は描く方は一切やらないわけだが、そんな素人目にも、背景の立体感を出すべく、凝った張り方をしたトーンや、修正の後が殆ど無い綺麗な原稿を目にすれば、丁寧な仕事ぶりは伺えるわけだ。そういえば、『怪奇版画男』なんか、表現手段そのものをギャグにしているだけではなく、唐沢氏の完璧主義の表れだったんだなぁなどと、目から鱗が落ちる感じがした。あぁ、絵画は生で見る機会があれば、生で見ておかないといけないものなのだなぁ。『幻獣辞典』の表紙も、キャンバス地に描いていたんだね。これも、印刷されたものからは伝わらない情報だ。。。。。
あ、『BURAIKEN』の白泉社版の表紙もキャンパスっぽい絵柄だったけど、あれもそうなのかなぁ?
出てすぐ買ってしまった『電脳炎ver.6』のサイン本を買いなおして、アートの午後は終了。