ジョルジュ・ラ・トゥール展@国立西洋美術館

なんかいろいろ書いたんだけど、飛んだので。。。。。(ToT)
当代随一の画家でありながら、戦乱のため作品の多くが散逸し、「忘れられた画家」とされていたそうだが、近年、埋もれた作品の発見とともに、再評価の機運が高まっているそうだ。
徹底したリアリズムの追及と、光源に拘った緻密なタッチが大変にオレ好みの作風。また、常に大衆目線を忘れない姿勢も、男前で気に入った。「貧者の聖書」として機能していた中世宗教絵画において、市井の労働者や生活者をモデルに聖書的主題を描くという姿勢と方法論は、ルイ十三世にベルサイユへの出入りをあごあし付きで許されているという逸話と合わせて考えると、実にエキセントリックであったといえよう。

「二つの灯火のマグダラのマリア」という作品が大変気に入ったのだが、模作だとか。。。