俳優の小田部通麿さん死去

仮面の忍者赤影』第二部の不知火天馬のヒトとしか印象に残ってないが、逆に言えば、天馬のインパクトって凄かったんだなぁ。卍党の忍者は、最初はみんな「ガスマスク」してたから、芝居は金目教編の霞谷七人衆以上にオーバーアクトだった。
第一話からの登場ということもあり、とくに力が入っていたのだな、天馬=小田部氏。
火炎を使った忍法を駆使するのだが、一々「ファイアー」と叫ぶ!桃山時代に(爆)
相方の魚鱗流伯を演じた有川正治氏の芝居がまた、「キチ○イ」としか言いようの無い
笑える不気味さを湛えており、これが二人掛りで赤影を追い詰める凄いハイテンションの戦いが繰り広げられたものだ。今思えば、大部屋の意地のぶつかり合いだったんだなぁ。こういう画面、滅多にお目に掛からなくなってしまっている。
ともあれ、謹んで個人のご冥福をお祈りします。

小田部 通麿さん(おたべ・みちまろ=俳優、本名釈通麿=とき・みちまろ)が8月29日、再生不良性貧血で死去、77歳。葬儀は18日午後1時から京都市北区大北山鏡石町4の5の自坊・誠心(じょうしん)寺で。喪主は妻恵子さん。

 映画「木枯し紋次郎」やテレビドラマ「燃えよ剣」などの脇役として活躍した。77年から同寺住職。





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