「早く現地へ」断片情報に焦る家族…2邦人襲撃

橋田信介さんって所属している会社を定年退職後、なおフリーでやっていたらしい。根っからの報道カメラマンなのだろうが、気力と体力が並以上に強力だった事が裏目に出てしまった。

この時、橋田さんは「ベトナム戦争ハノイのじゅうたん爆撃に比べれば、怖くない」と話していたという。

これをして、キャリアに元ずく過信と断罪する論調も出てくるだろう。が、そういう意味では、現在派遣されているどの自衛官よりも豊富な実戦経験を持っている方でもこうなるのだ。戦局の混迷と判断すべきだろう。
お二人のご冥福を祈るとともに、我々がTVで目にする危険地帯の現地の模様は、こうした方々の命を見ているのだと言う事を自戒するよう心がけたい。
また、補償の必要が無いフリーランスを安く使っているメディアの体質にも目を向けたい。本件について、賛否ともに聞いた風なコラムを掲載したり、コメントを報道するメディアがあれば、それはまごう事なき「クズ」だという認識を持とう。